全角数字と半角数字の違いって何?

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営業部の鈴木です。最近は記事の校正などもしているんですけど、記事内に全角数字と半角数字が混ざっていると直すのが大変ですよね。

この話はmiteco編集部の山口さんともしていたんですけど、「そもそも全角数字と半角数字って何で統一されていないのか?」という疑問が出てきたので調べてみました。

 

全角数字の由来

 

全角とは、「字送りの量や文字の高さを表しているもの」とありました。漢字と同じ高さや量のことを全角と呼び、この大きさに揃えて文字や句読点などを配置することを「全角取り」と呼ぶそうです。

この全角という考え方は、東アジアの印刷方法から生まれたと考えられています。中国が明の時代のころに、漢字を同じ大きさの正方形に収める様式が発達し、それが現在まで伝わっています。そのため、西洋から活版印刷の技術が導入されたときも、活字は字送りの量や高さが同じになるように制作されました。

コンピューターの導入時にも同じことが起こります。そもそもコンピューターは西洋で生まれたものなので、全角という概念がありませんでした。英数だけを扱うには1バイトの文字だけで良かったのですが、漢字を表示するにはそれでは足りず2バイト文字が使われるようになります。その際に2バイトで漢字や数字を表すようになりました。その結果、1バイトで数字を表す方法(半角)と2バイトで数字を表す方法(全角)が共存するようになったのです。
 

つまりこういうこと

 
コンピューターが生まれた海外では英数字は1バイトで十分足りた(日本で言う半角)。

一方、漢字は1バイトでは足りずに2バイト必要だった。

漢字を2バイトで表示するときに数字も2バイトで表示されるようになった。

その結果、全角数字と半角数字が混合することになった。

 
ちなみに2バイトで文字を表す規格には、Shift JISやUnicodeなどの種類があります。
今回は割愛したのですが、東洋と西洋の印刷方法の歴史や漢字が2バイトに収まらない理由はもっと深いので気になる方は調べてみてください。
 

全角数字は避けられている?

 

ちなみに全角数字は、デザインやITなど一部の業界で避けられているようです。その理由としては、全角数字は読みにくいというものがあります。また、プログラミングにおいて、全角数字は数値として認識されないということも有名です。

見栄えを例に紹介すると、EstlinksとEstlinksだと前者のほうが良いですよね。全角では、文字が間延びしてしまうので、可読性が低くなります。また、全角英数だとリンクが生成されないというデメリットもあります。

そのため、ブログやWEBサイトなどの文章作成においては半角数字が主流になっているのです。

参考までですが、以下をご覧ください。

 

検索結果1

検索結果2

 

調べていたら「いらない」「気持ち悪い」「嫌い」などの予測変換を見つけてしまいました。少し極端ではありますが、全角数字を好まない人がいることがわかります。

この予測変換を見て文章を書くときは、より半角数字を意識して書こうと思いました。みなさんもメールや記事を書くときには参考にしてみてください。

それではまた次回。