画像が無料で使える?クリエイティブ・コモンズってなに?

1_パソコンとカメラ

こんにちは。プロダクションサポート部の相川です。

記事にとって、画像は大切な相棒です。画像があることでサイトの見栄えもぐっとよくなりますし、内容が頭に入りやすくなりますよね。

画像を探していると、「クリエイティブ・コモンズ(CC)」という言葉をよく目にします。「フリー画像」に近いようですが、もうすこし複雑そう…。恥ずかしながら、つい最近まで正確な意味は把握していませんでした。
ここではクリエイティブ・コモンズの意味と、正しい使い方についてご紹介します。

クリエイティブ・コモンズとは?

2_クリエイティブ・コモンズ

勘違いされがちですが、フリー画像や、素材サイトを指す言葉ではありません。クリエイティブ・コモンズとは、画像や楽曲などの著作物が正しく流通するための活動をしている団体と、そのプロジェクトの名前です。

イラストや写真、楽曲など、すべての著作物には著作権が発生します。法律で定められている著作権の状態は以下の2種類です。

All rights reserved(C)

著作者が作品に関するすべての権利持っている状態。作品を利用できるのは著作者のみなので、無断で使用すると著作権法違反になります。

パブリックドメイン(PD)

一切の権利が放棄されている状態。だれでも自由に作品が利用できます。

クリエイティブ・コモンズでは、この2つの中間、つまり、「部分的に著作権を放棄した状態」をわかりやすく定義、表示する仕組みを提案しています。
クリエイティブ・コモンズが定義する著作権の指標が、「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」です。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの種類

3_CCライセンス
ライセンスは全部で6種類あり、4つの条件の組み合わせによって表されます。
利用者は、このライセンスの範囲内で作品を自由に使用することが可能です。

表示(BY)

利用するときに、だれの作品なのかクレジットが必要です。

継承(SA)

もとの著作物を利用して別の作品をつくるときも、もとの作品のライセンスを継承したうえで公開しなければなりません。

改変禁止(ND)

作品の改変は一切禁止されています。画像の場合、そのまま利用することはできても、トリミングをしたり、文字入れをしたりすることがNGにあたるので気を付けましょう。

非営利(NC)

利用は非営利目的の場合に限ります。たとえば、コンテンツを利用したグッズを販売することはできません。

参考:クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
https://creativecommons.jp/licenses/

画像はルールを守って正しく利用しましょう

4_チェック
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスや、それに類する利用条件は、フリー画像サイトの利用規約に詳しく記載されています。
たとえば、経産省が提供している「FIND/47」は、どの写真も無料で利用できますが、利用規約(https://find47.jp/ja/terms.html)を見ると、「CC BY」とあります。つまりクレジットの表記が義務付けられているのです。

その他、人物が写っている画像については、著作権だけでなく肖像権もかかわってきます。サイトによってはより細かい規定があるケースもありますので、画像を利用する前に、必ず利用規約を一読しておくことが大切です。
記事の価値を高めてくれる画像は、ルールを守って正しく利用しましょう!

おまけ

ちなみに、このブログ画像も、写真ACとpixabayから引用させていただいています。個人的によくお世話になる画像サイトなので、例として利用規約をご紹介します。

写真AC

https://www.photo-ac.com/main/guide(ご利用ガイド)
5_photoAC

基本的にクレジットも不要で商用利用も可とされています。ただし、モデルリリースが取得されていない人物写真や、写真素材によって商品価値が決まるグッズ(カレンダーやポストカードなど)への利用はNGです。

pixabay

https://pixabay.com/ja/service/terms/(サービス規約)
6_pixabay
著作権の状態はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの「0」と表示されています。「CC0」は「パブリック・ドメイン」と同じ意味です。

どちらもクレジット不要で気軽に利用できるため、ブログに資料の作成に、使いやすい優秀な画像サイトです。皆さまも画像が必要になったときはぜひ利用してみてください。