自分の成長を促す思考術!「グロースマインドセット」ってなに?

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こんにちは。エストリンクス営業部の大石です。早いもので、今年も半分が過ぎようとしています。五月病を引きずっている方もいらっしゃるかもしれませんね。私もなんとなしに疲れを感じている今日この頃です。そろそろシャキッとしなくてはと思い、よりビジネスパーソンとして成長するためのマインドセットについて調べてみました。毎度このブログを勉強の場として活用しているようで恐縮ですが、お付き合いいただければ幸いです。今回は、グロースマインドセットについてまとめます。
 
 

グロースマインドセットとは

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グロースマインドセットとは、スタンフォード大学で心理学部教授を務めるキャロル・ドゥエックが提唱する、「しなやかなマインドセット」を指す言葉。自分の成長を促すためのマインドセットといわれています。失敗や障害、他人といった、成功を阻む要因に対する考え方を整え、生産的な思考ができるようにする枠組みのことであり、このマインドセットを活用することで、成長のスピードを速めることができるとされているのです。
 
 

グロースマインドセットの考え方

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ドゥエック氏は、グロースマインドセットの対極に位置するマインドセットを、「フィックストマインドセット(硬直したマインドセット)」と定義しています。グロースマインドセットと異なり、フィックストマインドセットは自身の成長を阻害してしまうとされています。それでは、このグロースマインドセットとフィックストマインドセットの違いを、いくつかのトピックに対する考え方から見ていきましょう。
 
 

【障害】

・グロースマインドセット
解決するまで立ち向かう。
 
 
・フィックストマインドセット
モチベーションや集中力が下がる。
 
 
思わぬ障害に直面したとき、やる気が下がったり、上手く物事に集中できなくなったりしてしまうこともあるかと思います。しかし、それを解決して自分自身を成長させるべく立ち向かおうとするのが、グロースマインドセットです。障害を越えることで、より自分を高めることを目指します。
 
 
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【課題】

・グロースマインドセット
受け入れる。さまざまな角度から解決策を模索する。

 
 
・フィックストマインドセット
ひとつの解決策にこだわる。

 
 
行く手を阻む課題があるとき、多くの人はそれを解決しようと思うでしょう。しかし、ひとつ解決策を思いついたらそれに固執し、上手くいかなかったときにはあきらめてしまうという方も少なくありません。グロースマインドセットでは、柔軟な思考をもってして、いくつもの角度から解決方法を探るマインドセットです。課題へのアプローチが上手くいかないときは、アプローチの角度や方法が悪い場合も多々あるので、立ち止まってよく考えることが大切といえます。
 
 

【努力】

・グロースマインドセット
努力を重ねることで自身を高めることができると考える。

 
 
・フィックストマインドセット
努力しても変わらないと思いがち。

 
 
「努力をすることで自分を成長させられる」というポジティブで積極的な思考こそ、グロースマインドセットの核です。グロースマインドセットでは、努力や経験を積み重ねることこそ、障害や課題を解決する唯一の方法と捉え、その努力の方法や方向性を考えます。対してフィックストマインドセットは、「努力してもムダだ」という考えに支配され、自分自身の成長の芽を摘んでしまうのです。
 
 

【他人の成功】

・グロースマインドセット
他人の成功を刺激としてとらえ、自らその人と関わりを持とうと努める。

 
 
・フィックストマインドセット
他人の成功を脅威と考え、嫉妬に駆られたり、邪魔をしようとしたりする。そこまででなくても、「おもしろくない」という感情が湧いてくる。

 
 
他人の成功を100%素直に喜ぶことは意外と難しいものです。努力をしている自覚がある人ほど、「なんであいつばっかり」「運がよかっただけ」などといった感情が湧き上がってきてしまうこともあるでしょう。しかし、他人の成功を刺激としてとらえ、より良い自分を作るための糧として参考にすることこそ、生産的で自分自身の成長へと繋がる考え方なのです。
 
 
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【自己批評】

・グロースマインドセット
自身を省みて、成功の要因も失敗の要因も分析する。

 
 
・フィックストマインドセット
自己批評を避ける。

 
 
フィックストマインドセットの人は、自分自身と向き合うことを避ける傾向にあるといわれています。自分と向き合うことは、落ち度や過失、失敗を認めることに繋がり、決して気持ちの良いものではないからです。しかし、それではこれまでの成功も失敗もその理由が曖昧になってしまい、良い事例を再現することも、悪い事例を避けることもできなくなってしまいます。対して、自らの良いところとも悪いところとも向き合うグロースマインドセットでは、自己分析を行ってPDCAサイクルを回すことで、成長のレバレッジを利かせることができるといいます。
 
 

まとめ

その名前の通り、グロースマインドセットは柔軟かつしなやかに困難と向き合う考え方、フィックストマインドセットは凝り固まって柔らかさに乏しく、逃げの方に向いてしまう考え方であることがお分かりいただけたかと思います。
 
 
偉そうにまとめてみましたが、私自身、身につまされるところがいくつもありました。課題に対して視野が狭くなり、ひとつの方向から解決策を模索して悩んだり、「努力をしてもどうにもならない……」と悲観的になったりと、思い当たることはいくらでもあります。これらは誰もが持っている、人間の心の中の弱い部分なのだと思います。
 
 
こうした自己の成長を阻んでしまう考え方を排して、自分の成長に真っすぐになることこそが、仕事もプライベートも充実させていくための唯一の手段なのかもしれません。今年も残り半年と少しですが、少しでも自分を高められるようマインドセットから整えていければと思います。それではまた。